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不二周助とツンデレ少女

第22章 プール


不二「涼子さん?海行かない?」
「………こんなクソ暑いのに!?」
不二「暑いから海で泳ぐんでしょ?」
「………海で泳ぐ!?あんな波があるとこで泳いだら死んじゃうわ!!」
不二「別に本気で泳ぐとかじゃなくていいんだけど…まぁ水遊びだよ!」
「………昔使ってたビニールプールが押入れに入ってたはずだから出す?」
不二「マンションでやったら迷惑だからね?」
「だって…海はダメよ!!クラゲ、サメ、アザラシが居る!!襲われたら大変だし!!」
不二「少なくともアザラシは居ないと思うよ?そんなに怖がらなくてもいいのに………そんなに水怖い??」
「……だったら悪い!?」
涼子は基本的に運動は得意なのだが水泳だけは全く出来ないのである。
不二「クスッ…そんな事ないよ?でも…せっかくの夏なんだからさ?僕、この日の為に涼子さんの水着買ってきたんだよ?」
不二は水着を見せた。もちろんビキニである。
「あんた……この前珍しく早く帰ったと思ったら…そんな物買いに行ってたのね。」
不二「うん。姉さんと一緒に買いに行ったんだ。今年こそ涼子さんの水着姿見たいからね。もちろん今生理中じゃないのも知ってるからね?」
去年は水着が無いとか生理だとか下痢気味だとか色々誤魔化して回避したのだが今回は無理なようだ。
「あんた…私の生理周期まで知ってるのね…まるでストーカーだわ。」
不二「涼子さんの事を愛してるから何でも知ってるだけだよ?さぁ、行こうか?」
そしてなんとか海は勘弁してもらい妥協して市民プールに行く事になった。
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