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second love【SLAM DUNK BL】

第5章 守るから。


流川side

三井さんのことを 好きだと気付いたのは
翔陽戦のあとだった。

だから 三井さんを俺だけのものにしたくて
しつこく 告白した。

結果的に 三井さんを諦めたことにした。
だって 手に入れられないから。

だから キャプテンの妹と付き合うことにした。





学校に行ってたら 誰かに呼び止められた。


流川「仙道‥‥」

仙道「流川!三井さんが誘拐された!」

流川「え?三井さんが‥‥誘拐された‥‥?」

仙道「流川!行けよ!三井さんはお前を待ってる!」

流川「‥‥‥‥」

仙道「三井さんはお前じゃなきゃ駄目なんだよ!行けよ!」

流川「俺はもう付き合ってる奴がいるから‥‥」

?「行ってあげて‥‥流川くん‥‥」

流川「!!」

晴子「仙道さんの言う通りよ。三井さんは
流川くんを待ってる。助けてくれるのを待ってる。
流川くんが私と付き合ってる時も 結局 私じゃなくて 三井さんだけを見てるもの。私ね 2日間流川くんの彼女やってて 良かった。ありがとうね。私に夢を見させてくれて。でもね やっぱり 流川くんには 三井さんが良いと思うの。」


彼女は綺麗な笑顔を見せた。

彼女の言葉を全て聞いて 俺は走り出した。
三井さんを助けに‥‥






そうだよな‥‥晴子ちゃんの言う通りだ。
晴子ちゃんじゃなくて 三井さんを見ていたんだ。

三井さんの「晴子ちゃんは 好きな人の子を 俺は好きでもない奴の子を生むんだな‥‥」の意味も分かったんだ。

本当に 三井さんは 俺のことが好きだったんだ。

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