第5章 再会
俺は舌打ちした。
舞人「ママ‥‥?ほんとうなの?るかわかえでが
僕のパパだって‥‥?」
舞人は 俺に似て知性は良い方だ。
三井「そうだよ。流川がお前のパパだ。」
俺の言葉に 流川はため息して 「やはりな‥‥」と
言った。
流川「なんで 言わなかった?」
三井「言ったら お前はアメリカに行けるのか?」
嘘は言ってない。
流川「俺だったら‥‥」
三井「言ったろ?あの時は もう大学が決まってたし。」
流川「俺は あんたを離したくない。勿論 バスケも
離したくない。ただ それだけだ。」
三井「流川‥‥」
流川「俺なら あんたと子供を幸せにさせる。」
三井「流川‥‥」
涙が流れて 流川が見えない。
流川は 優しく 俺を抱き締めた。
流川「もう あんたを離さない。あんたとなら
一緒に歩いてゆける。あんたの返事は?」
三井「俺も‥‥お前と‥‥同じ気持ちだ。」