第1章 拾ったのは・・・!?
ある雨の日…
貴「あーぁ、雨降ってんじゃん最悪…」
傘を忘れた私は玄関で立ち止まった
1学期最後の日…つまり夏休みは明日!!
なのに今日は雨。
貴「しょうがないなぁ、走って帰ろう。」
ばしゃばしゃと跳ねる水しぶきで靴下が濡れる
ホントに最悪
タオルをカバンから出して頭の上に掲げ走っていると
道の隅に段ボールを見つけた
貴「段ボール…?なんでこんなとこに」
あまりごみのある街じゃないから不審に思いながらも、近づいた
中を覗くとそこには、小さなポケットペットが5匹
うずくまって震えていた
貴「大丈夫っ!?」
急いでタオルをかけて段ボールごと家に持ち帰った。
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