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夢の片隅で

第13章 元彼現わる


『ご、ごめん、急に電話なんかして』

何だか、沈んだ静かな声。

一体どうしたんだろ?

実は、翔って言うのは、嵐の櫻井 翔君の事。

私達は、2年間、付き合って居たけど、日に日に翔の仕事が忙しくなり人気が出て来たので泣く泣く私から別れを告げた。

翔は絶対別れたくないと言ってくれたけど、もし人気がある翔と私とのスキャンダルが出てしまったらって思うと、あのまま付き合い続けるのは難しいと思った。

翔の事を愛してたからこそ、とった行動だった。

「ううん、大丈夫だよ?どうしたの?」

別れた時の事を思い出し少し胸が熱くなった。

『俺。。。美智留と別れてからも。。ずっと美智留の事が忘れられなくて。。』

「。。えっ?」

意外な翔の言葉だった。

まさか、そんな事、言われるなんて予想して居なかった。

『そんな時に、美智留に付き合ってる人が居るみたいって風の噂で聞いてさ、居ても経っても居られなくて電話しちゃったんだ。。ごめんね』

翔。。。
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