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夢の片隅で

第6章 余裕がない心


「あれ?浅岡にずっと好きだったって言わなかったのか〜〜?(笑)」

も、もう///

「えっ?そ、そうだったの?///」

雄也さんに顔を覗き込まれて恥ずかしくなって顔を背けた。

「は、はい///」

「うわ〜〜、ヤバイ、めちゃくちゃ嬉しいしその反応、可愛い〜///」

浮かれてる私達の隣で頭に血が昇ってイライラしてる和也さんが居た。

ガン

和也さんはソバにあったゴミ箱を足で思いっ切り蹴ったみたいだった。

「おい!!和也、止めろよ(怒)」

「兄貴!!これで終わりだと思うなよ。俺は絶対、諦めないからな」

バタン

それだけを言って楽屋から出て行った。

「雄也。。。さん」

不安そうに雄也さんを見つめたら優しく微笑んでくれて手を握ってくれた。

「大丈夫だよ?心配しないで?僕が美智留ちゃんを手放す訳ないだろ?」

私を安心させる様に少し力を入れて手をギュッとしてくれた。

コクンと頷いた。

コンコン

「はい」

お兄ちゃんが返事をしドアを開けた。

「FIELD OF VIEWの皆さん、スタンバイお願いします。」

スタッフの方が呼びに来た。

「はい、分かりました。」

「スタジオで見てるから頑張ってね」

雄也さんを見て応援する言葉をかけた。

「ありがとう///」

「あの〜、イチャイチャするのは、ここでは止めて(笑)」

お兄ちゃんに言われ恥ずかしくなって赤面した///
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