第17章 記者会見
新津さんをチラッと見る。
あれから新津さんには会っていなかった。
き、気まずい。
でも私の気持ちとは、うら腹に新津さんは私に近付いて来て「おめでとう」って笑顔で言って手を差し出してくれた。
「あ、ありがとう」って私は返しながら手を差し出して握手をした。
ホッとした。
新津さんも私達の事を祝福してくれた。
「もう、気にしてないから。僕は美智留ちゃんの事、凄く好きだったから諦めるの時間かかったけど、もう大丈夫だから。」
新津さんは、何かを吹っ切った様に清々しい顔をしていた。
「新津さん。。。ありがとう」
胸の仕えが取れたみたいに安心した。
これで次に進める。