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夢の片隅で

第16章 3人で幸せに


「とりあえず今日は彼女と一緒に社長に結婚の挨拶に来ただけですから。失礼します」

雄也さんが立ったから私も続けて立った。

「今日、夕方、結婚の記者会見をしなさい。記者会見は私が準備をします。」

「分かりました」

雄也さんと私は、お辞儀をして部屋を出た。

ガチャ

「雄也さん。。。」

心配になり雄也さんを見上げた。

「美智留、ごめんな、社長との事、黙ってて」

チクッ

また胸が傷んだ。

「僕は社長なんて何とも思ってないから心配するな。僕は美智留にどんなに惚れてるのか知らないのか?心外だなぁ」

雄也さん。。。

「そうだよね。雄也さんが浮気なんてするハズないもんね」

「当たり前」

差し出された手を握ったら一気に安心した。

本当に大切にされてるなぁって実感する。
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