第16章 3人で幸せに
翌朝、私の方が早く目覚めた。
私の隣で眠る雄也さんの顔を見つめた。
やっぱり雄也さんって私には勿体ない位、素敵な人だよね?
睫毛が長い。
本当にイケメン。
私、こんな素敵な人と結婚するんだね。
しかも私のお腹には雄也さんとの赤ちゃんが居る。
何か今でも信じられない。
ずっとファンで応援して来た人が隣に居る。
これは夢なの?
そぉっと雄也さんの頬に触れてみる。
温かい感触がある。
これは夢じゃなく現実なんだと分かる。
「雄也さん。。。」
そぉっと愛おしい人の名前を呼んでみる。
「ん〜〜」
雄也さんは寝ぼけながら私を抱き寄せた。
「キャッ」
「美智留、愛してるよ」
そう言いながらギュッと私を抱き締めた。
???
これは起きてるの?