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夢の片隅で

第15章 本当の事


『他に方法はないの?』

美結が悲しそうな声で訴える。

「うん。。。芸能人と付き合うってこう言う事なんだよね?仕方ないの。この子か大きくなったら、テレビの中の雄也さんをこの人が貴方のパパよって教えてあげるの。」

電話越しに2人でボロボロ泣いた。

美結は私の為に一杯泣いてくれた。

やっぱり美結は私の世界一の親友だよ。

美結、ありがとう。

電話を切った後もしばらく部屋で泣いていた。

雄也さんとの思い出を思い出しながら。

別れたくないけど別れなきゃ。

今日、お見舞いに来るって言ってたけど雄也さんの顔を見たら別れられなくなるって分かってたから電話で言おうと思った。
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