第5章 告白 *微R
「・・・・オイ。そのニヤケ面、どーにかしろよ。」
テーブルを挟んで向いに座る五条がラーメンを食べる手を止めた。
『えーー⁈あたしの事?やだっ♡ついニヤケが止まらなくて♡』
てへっ♡と舌を出して笑って見せると、五条はげんなりとした顔で、「キャラ変わり過ぎだし、うぜー。」とボヤいた。
けど、今の私の心は海のように広く、五条の口の悪さなんて気にもならないし、頭にもこない。
あぁ、1ヶ月男断ちして良かったーー‼︎
こんなご褒美が待ってたなんてっ‼︎
神様、ありがとうっ‼︎
大盛りカツカレーをペロリと食べ終えた私は財布を手に立ち上がった。
『やっぱり私もビール飲んじゃおっかなー?
ちょっと買ってくる!傑と硝子は?ビールいる?』
「ん〜、じゃあハイボールお願い。」「俺ラムネ。」
「・・私は大丈夫だけど、一緒に行こうか?」
『大丈夫大丈夫〜!傑、早く食べないとラーメン伸びちゃうよ?
てゆーかラムネ⁇・・・ま、まぁ、いいや。
ちょっと買ってくるー。』