第1章 ビリビリの実
「美味しい果物さ!さぁ!お食べ!」
「黄色いね‥でも美味しそう!」
はさっそく食べた
「あ‥‥」
「ミッサ‥黙ってろ」
ラムはミッサを睨んだ
「どうだ?美味しいか?」
「うん!ちょっとビリビリ‥する‥でも美味しい!」
(ビリビリの実を食べたな‥)
父はにやりと笑った
「大きくなったら一緒の船に乗せてやるからな!」
「うん!約束だからね!」
「あぁ!約束だ!」
父とは指切りをした
それから数日後は体中に違和感を感じた
「ねぇ‥お父さん‥体が時々ビリビリするんだけど‥なんで?」
父はまだが食べた果物はビリビリの実という事を話していない
「気にするな!大丈夫だ大丈夫!心配する事はない」
父はそう言って笑った