第26章 待ってた
「お前が代わりに電気を作れ」
「私が?」
テンは頷いた
「お前ビリビリの実の能力者だろ?俺はずっと待っていたんだ」
「待ってた?」
「ビリビリの実の能力者が来るのを待ってたんだ‥そうすればこいつらが毎日毎日電気を作る必要はないし‥家族の元へ返してやれる‥」
(どうしよう‥コビーさんに怒られちゃうかな‥さっき会った男の子のお父さんがこの中にいる‥)
すると男の一人がに頭を下げた
「お願いします!!代わりに電気を作って下さい!!俺には息子がいます‥まだ息子は5歳なんです‥でもたまにしか家に帰れない‥お願いします‥お願いします‥あなたしかいないんです‥」
「‥わかりました」
「ありがとうございます!!」