第3章 コビー
「体が時々ビリビリするのはそのせいって事ですか?」
「戦うとき電気が使えると思うのですが‥」
「‥私いつもお前は引っ込んでろって言われて‥‥どうせお前は弱いって‥言われて‥」
は悲しそうな顔をした
(扱いがひどい‥仲間じゃないのか‥)
「私の父さんラムって言うの‥」
「じゃあ‥船長はあなたのお父さんなんですね」
は頷いた
「ずっと父さんの船に乗るのが夢で‥乗ったはいいけど‥毎日雑用ばかり‥それに私背低いから‥ちびちびって毎日言われて‥」
「身長は関係ないですよ」
コビーはそう言って笑った
「コビーさんみたいに優しい人がいたらな‥」
「優しいだなんてそんな‥!僕は海軍で海賊を捕まえる‥」