第7章 おでかけを繰り返す吸血鬼
「どうしたんだ?えっと···お嬢さん?」
「ぉぉぉ···(真面目におじいちゃんと再会してきた··)」
ぐすっ
「ママ」
「ママ?迷子か?」
「多分、お母さんと離れて私と見間違いしたんですかね···一緒にお母さんの所に行こうか?」
「なら俺も行くぞ。···今三途の川を見てる状態で歩かせるのも··//」
「··大丈夫ですよ。あまり遅いとドラルクさんに言われますから」
「~··っ、終わったら連絡くれ」
「はい」
「···ママに会いたい」
「わぁ!ごめんね。行こうか」
✿✿✿
すたすた
(どこではぐれたんだろうか。やはりスーパーかショッピングモールかな?)
すたすた
「おねいちゃん」
「うん?どうしたのかな?」
「私の目を良く見て」