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昼の子‪✙夜の子 Ⅱ

第3章 おでかけ



「パスワードは何にしますか?ドラウスさ··ん」

「···彩華と同じ番号が、いい」

「何故、ロナルドさんに?」

「別に、寂しがってる顔をしてるから元気づけようとしたとかではないぞ///」

「答え全て吐き出してますね。ありがとうございますドラウスさん」

ぱぁぁ
「良かった···って//(何ホッとしてるんだ!?)」

「パスワードなんですが、私と同じにするより··奥様と出会った日にしましょうか。はい、ここに数字を打ってください」

「ミラさんと出会った日··」

あの日に私から話した言葉。
周りに咲き誇る白い花··


(何の花だったっけ)

優しい匂いがした

答えをくれたミラさんの微笑みが忘れられなくて
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