第3章 おでかけ

「そしたら彩華くんの歓迎パーティでもしようか｡またスゴロクしよう」

「スゴロクですか！？やってみたいです！」

あわわわ
「人の子よ｡数によっては､ポールのような姿もするのだぞ！？」

「問題ありませんよ！」


✿✿


ずうぅん···｡
「予言通り··」

「バニー姿写真撮る？」

「あっ！はい､楽しい思い出ですからね」

ふわっ
「人の子よ｡その姿は寒いだろ私のマントを羽織りなさい」

「ドラウスさん､すみません！」

「風邪を引かれてはドラルク達に合わせる顔が無いからな(吸血鬼にうなじを見せないのが本音だが···)」

ぱしゃ
「いい写真撮れたね」

「御真祖様！？いつの間に！」

「まさに子を心配する父の姿だね」

「ミラさんにだけは～～～！」