第10章 手をにぎる
✿✿✿
「おい!また大量に重いのばかり買いやがったな!!」
スン
「唐揚げだが」
キリッ
「運ばせて頂きます」
「流石ゴリルド君だ。大好物の名前を言うだけで買い出し手伝ってくれるとは」
「ヌー!」
「今日の夜食は唐揚げにしようか2人とも···?」
「っしゃ!!」
「ヌン!」
「····」
「どうしたドラ公」
「ヌー?」
「彩華くんの隣に誰かいる」
ぎゅん!
「あぁ"!?」
「瞬時に振り向いた」
確かに彩華の両隣には誰かがいる···が
「え、なんだあの軍服姿··?軍隊?」
「しかも1人はピエロみたいな姿··」
「ヌヌッヌ~~··(なんか見た事あるような姿)」