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昼の子‪✙夜の子 Ⅱ

第9章 各々 ナギリさん



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外出た瞬間終わったわ~天気はいいのに進めない~
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「あっ電話だ」

「変な音だな··」

「ヌヒー」

「はいもしm」

『どこにいるんだ!?家にもいないし··』

「今ですか?ジョンくんと天体観測ショー見に行った帰りです!」

「····(嘘ついて、それでも隣にいてくれる)」

すっ····キュッ

「今から事務所に··!、戻りますね」

空いた手の上に手を乗せて優しさを感じると
さらに小さい手が重なり

(ふたりの手)


幸せだ

ぴっ
「お待たせしました、ナギリさん?」

にぎにぎ
「やわらかいな」

「ナギリさんの手は大きいですね、私は好きですよ。綺麗な手」

「綺麗じゃない。俺は···沢山人を殺してきた」

「それでも綺麗···ナギリさん」
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