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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第9章 合同任務




「七海はどうしたんだい?」



「そうだよ、七海が番犬だったんじゃねぇの」



「七海は今パシリ君」



「硝子、私がわざわざ七海を二人と一緒に行かせた意味分かってる?」



「分かってるよ、だから七海も困ってたし」



「後輩を困らせないでくれ」



額に手を当て呆れたように顔を歪めた夏油先輩だけれど、やっぱり硝子先輩はそんなこと気にもとめないのか「夏油ママだ」なんて言いながらケラケラと笑った。



「雄ちゃんは何処行ったんですか?」



「灰原なら電話が来て対応しているよ、そろそろ戻って来るんじゃないかな」




夏油先輩の言った通りそれからしばらくして雄ちゃんは戻って来て、そのすぐ後に七ちゃんも硝子先輩ご所望の甘酒を持って帰って来た。



花火までの時間、一体どれだけ買って来たんだとドン引きするレベルの食べ物をひたすらに食べた。




「凄い量…」と思わず呟けば「そこにいる坊々がはしゃいで買いまくったんだろうね」と硝子先輩が言っていて、その視線の先には五条先輩がいる。



坊々、なるほど、五条家次期当主だからだろうか。以前確か硝子先輩が五条先輩は高専に入るまでファミレスもラーメン屋も行ったことが無かったと言っていたのを思い出す。


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