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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第9章 合同任務









「おーい2年ども、ちゃんと見とけよ。先輩の活躍を」




ニヤリと笑った五条先輩。その背後ではやれやれとため息話吐き出す夏油先輩に、空の雲でも数えているのか遠くを見ている硝子先輩。




「はい!勉強させて頂きます!!」



素直な返事をしたのはもちろん雄ちゃんで、私と七ちゃんはそんな雄ちゃんの後ろをついて行く。




今、私達は静岡県に来ている。




2日前から静岡県浜松市での任務を受け持っていた冥さんと、歌姫先輩と連絡が途絶えている為である。




まぁ正直言って五条先輩と夏油先輩がいるのに私達は必要か?と思わなくも無いけれど…たまたま昨日から浜松市近くで任務に来ていた私達と先輩達が合流することになったというわけだ。




私達は今日は帰るだけだし、人数は多いに越した事はない。もちろん冥さんと歌姫先輩の行方が心配で力になりたいというのが合流するにあたった経緯だった。




車を降りると、車を停めて来るから少し待つよう顔見知りの補助監督が私達へと声をかける。




だけどもちろんそんな事、この自由奔放主義な五条先輩がいう事を聞くはずもなく…「帳は自分達で降ろすから」と補助監督の言葉を構う事なくスタスタと歩き出した。



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