• テキストサイズ

MapleProject〜Happybirthday〜

第3章 日野紡誕生日特別ss


「わぁ…すごい!」
『気に入ったみたいだね。私の秘密も教えてあげる。幸村茉冬…聞いたことあるでしょ?』
「はい。入る時茉冬ちゃんの立ち上げた事務所だなって…思ってました」
『私なの。偽ってアイドルするのが嫌で辞めた。けど私みたいに嫌な思いをしてアイドルする子が1人でも減らせるように事務所を立ち上げたの。どう?一緒にやらない?アイドル』

日野さんは考える訳でもなく、さっきとは違ったキラキラした目で答えた。

「私にもできること探したいです。お願いします」


そしてある日。

『今日も仲良いね』
「社長!聞いてよ!紡が私なんてまだまだってまだ言うの!」
『沙希、それも紡のいい所なんだから、ね?』
「そういえば社長…どうして私をスカウトしてくれたんですか?」
『紡あの時歌いたそうに路上ライブしてる人達をキラキラした目で見てたから。あとは直感。この子に来て欲しいって思ったんだよね』
『…社長もそろそろ仕事に戻ってください!RADIも仕事なので行きますね』
「社長頑張ってください」
「社長行ってきますね」
『えー…仕事きらーい!』

そう言って社長はレッスン室を出ていった。

そして今あの時の日野さんはとても輝いてる。楽しそうに生き生きとしてる。
あの時引き受けてくれて本当に良かったなって思います。これからもRADIをしっかりと支えなければ。

END
/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp