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【hrak】Word HERO!!【男主】

第5章 本当の入学初日


第四種目 反復横跳び

ここで峰田が火を噴く!!

「フゥウウウウウウウ!!」

(すげぇ!頭から毟りとったやつでポヨンポヨンしてる!!……ってかどういう…なにそれ?!)


第五種目 ボール投げ

「……せいっ!」

ふわふわの個性少女が軽く球を投げるとフワフワと空高く飛んでいって……飛んでいって……見てなくなった。

ピピッ

「「「「「「無限!!」」」」」」

「すげ〜!!また無限が出たぞ!!」「レベル高ぇな〜!!」

………………。

次は一心の番が回ってきた。

「よっし!!」

「飛ばせよ〜!一心!!」

瀬呂が応援してくれる。グッ!と親指を立てて笑顔で答えた。

「やべ…俺男なのにちょっと今のグッときた!」

「確かに男らしい笑顔だな!」

「え? 男らしかった?」

金髪のチャラそうな少年と赤髪の少年ピンク紫少女の話し声を背に受けながら

一心はニギニギとボールを握り気合を入れる。

「俺はどこまでもどこまでもどこまで速く!!高く!!長い距離!!飛ばせる!!!」

ギュンッ!!と投げられた球は目に見えない程の速さで放たれ一瞬にして空に消えた。


ピピッ


「「「「「「ですよね!!!」」」」」」

「すげぇ!!なんなんだよお前ら!!凄すぎだろ!!」「お前ら男らしいぜ!!」「いやいや片方女子だから」

やんややんやと盛り上がる生徒に相澤は静かにしろと怒る。

そんな中
轟は身長の高い女子生徒に話しかける。

「なぁ…言葉一心って推薦に居たのか」

「私もそれを考えてました。恐らくいなかったはずですわ。これ程の実力があるのに何故…いえ、考えていても仕方ありましせんわね」

「…そうか」

そんな話をされてるとも知らない一心は、フワフワ少女と共に応援に励んでいた。
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