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転生しちゃった元鬼殺隊士の救済録

第14章 故郷の滞在日誌



(ここからは書きたい事をダイジェストでお送りします)



あれから話は纏まり、まずはエースが実践特訓していく覇気について口頭と実戦で教える事にした。私がエースを一対一で指導する間、サボとルフィは数歩後ろで一緒に勉強しようと話を聞いている




「覇気において唯一、覇王色だけは本人の素質と開花する切っ掛けを必要とする。だから扱える者は極端に少なくてね、その人の経験が強くするものなんだ……。それで真面に教えられるのは後の二つ、武装色と見聞色よ」

エース「武装色……見聞色……」

「武装色は単に体を強化するだけじゃなく、攻撃にも防御にも使えて、武器に纏えば相当幅が利くようになる……。海軍じゃ将官クラスはほぼ全員が使えるわ。何より一番の利点はやっぱり、悪魔の実の能力でも普通の攻撃が効かない自然系(ロギア)にダメージを喰らわせられる事よ」

エース「!!」

ルフィ「えええええっ?!マジか?!!」

「ぶはっ……あははっ、マジなのよ」

ルフィ「すっげぇぇなぁ……!!ああでも、ロギアって何だ?!」

「「いや知らねぇのかよ?!」」



武装色が能力者に有効と聞いてエースが大きく目を見開いて驚く背後で、それ以上に能力者であるルフィが絶叫するほどビックリしていて。思わずその反応に吹き出しながらマジだと返せば、何と実の系統を知らなかったらしい。エースとサボが力強くツッコんでいた









「次は見聞色の覇気……。これは遠く離れた場所の気配や言動を感知したり、戦闘だったら相手の攻撃を瞬時に読み取る事が出来るの。そして経験を積んで上達したら、数秒先の危険な未来を見れるようにもなる……。つまりは空間把握と情報収集力、回避の可能性を上げれる力が見聞色だと思ってもいい」

エース「げっ……そーいうのオレには苦手だ……。しょーめんとっぱが一番だろ……」

「だけど大物海賊・海軍は当然のように使えるよ。武装色も見聞色も戦闘と守備で大いに役に立つ……。戦いを制する基本と言っても過言じゃない。それにルフィとサボにも言っておくと、苦手だろうと何事も身につけておいて損はないよ」



思わず嫌々そうに眉間の皺を深く刻んだエースだけども、私が経験上の言い分は確かにそうだと納得しているようだ
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