第1章 夢の始まり
ぐんぐんと船は海流に押されて山を登る。
やがててっぺんに辿り着き加速しながら下っていく。
「すごいすごい!!!こんなの初めて!!!」
「やっほぉーー!!!」
「いけぇ!グランドライン!!!」
各々が盛り上がる。
海軍とは違うグランドラインへの入り方。
ボクは感動していた。
初めての経験は心を弾ませこれからの旅路を期待させてくれる。
「ルフィーー!!!」
「なんだ?」
「連れてきてくれて!ありがとーーー!!!!」
「おう!」
これは、お礼を言っておかないといけない。
始まりの時に混ぜてくれて感謝しかない。
後から合流しようとは思っていたけど、こんな経験しておかなきゃ損だ。
これから、ボクとルフィたちみんなとの冒険がはじまるのだ!