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(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第3章 セーラー服


【コスプレ(セーラー服)とウシワカちゃん】
♡ お相手は彼女


≫夢主side


これは夢なのだろうか。それにしてもタチが悪い。若利と顔を見合わせてため息をついた後、とりあえず箱を開けてみた。

「で?これがその中身?」
「のようだな」
「セーラー服?あり得ないんだけど」
「童顔なのだからいけるだろう」
「え?着るの?」
「使えと書いてある」
「待って、私もう24。完全にアウトだから」
「俺は構わない」
「私は嫌。無理」
「だが着なければここからは出られない」
「嘘でしょう…」

高校を卒業して6年以上経つのに今更セーラー服なんて…。確かに高校時代は憧れてはいたけど、でも仲良くってこれ着てしろってことだよね。こんな展開あり得るの?あり得ないよね?

「ねぇ若利、本気?」
「俺しか見ていない。今更躊躇うこともないだろう」
「絶対笑わないでよ?」
「ああ」
「じゃあ…、一応着替えてみる」

部屋の隅には試着室のような場所まで用意されていた。着ていた服を脱ぎ袖に腕を通す。どこで調べたのかサイズはぴったりで自分でもびっくりなほど違和感はなかった。高校時代によくやっていたポニーテール。後ろでまとめてみたら案外様になっている。

「……どう?」

さすがに笑われないだろうけど24になって何してるんだろうと恥ずかしさは隠しきれない。ベッドに腰掛けていた若利は私を見た瞬間立ち上がって目を見開いていた。

「やっぱ変?」
「いや…、そんなことはない」
「ほんと?」
「高校時代がブレザーだったから余計に新鮮に見えるな」
「だよね。なんか自分でも意外といけてるなと思って」
「そうだな…。想定外に、……似合っていて俺も驚いている」

あれ?若年、もしかして照れてる?普段こういう反応しないからこっちの方が新鮮すぎるんだけど。
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