第2章 お巡りさん【諸伏景光】
「潜入先は歌舞伎町にあるキャバクラの一つ ○φ③てところです。日はまだ決まってないので改めて連絡します。」
はぁ…なんでひきうけてしまったのだろう…
先輩もやるなら頑張れって言ってくるし…
仕事終わり、気がつけば家路ではなく以前諸伏さんによく似た人とあったところに来てしまった。ここら辺は居酒屋が多くキャッチも多い。
「家に帰りたくないなぁ」
ただ何となく。そうボヤっと呟いたのをキャッチは聞き逃さなかった。
「お姉さん、もし良かったら飲みにこない?安くしとくよ」
決まり文句かのように言ってくる
「すみません。大丈夫です」
「遠慮しないで、ほら!」
腕をぐっと捕まれ無理やり連れていかれそうになる
「いや、あのほんとに離して!!!行く気ないです!!車です!!」
「ここら辺1時間くらいうろちょろしてるじゃん!家帰りたくないんでしょ?」
そういうとその人は店ではなく夜のホテルがある所に連れていかれそうになる
ここで背負い投げでも出来ればいいんだろうけど仕事終わりで疲れていたしそんな気力もなかった。
(助けてっっっつ)