第3章 九井一 風邪
名前side
最悪だ。ここ最近寒い中外仕事が多くて体調を崩した。それを今ニヤニヤしてる灰谷蘭に揶揄われてる
「名前風邪引いたんだって?」
『煩い うつるからあっちいけ』
「鼻声なの可愛いね 鼻詰まってんの?」
『ん、鼻で呼吸出来ない』
「ふ~ん」
と言うと蘭が何かを閃いたかのように俺の口に指を入れ上顎を指先で撫でる
『んぁッ なに』
「口塞いだら窒息して死んじゃうのかな~って」
『ぁッ やめろ』
「かわい~♡ 顔赤くて涙目なのセックス中みたい イラマしてくんない?」
『うわっ 頭おかしいのかよ』
カチャカチャと蘭がベルトを外そうとすると部屋のドアが開く
「おい蘭 名前可愛がってないで早く書類作れ」
「うわっ ココじゃん」
『ココ助けて~ 犯される』
「いつも灰谷兄弟と三途に犯されてんだろ」
『俺の味方居ないの?』
「蘭、さっき出した書類誤字脱字が多すぎる。なおしてこい」
「はいはい じゃあね名前 終わったらイラマしてね♡」
『早く行け』
部屋から蘭が出ていってココがベッドの端に座り俺のおでこに手を当て体温を確認する
「うわ、あつ 熱上がってんじゃね?」
『寒い ココギューして』
「はいはい おいで」
重たい体を起こして座ってるココの膝に乗って抱き着く
『うぁ~ あったけ~』
「なんか欲しいもんある?あったら部下に持ってこさせるけど」
『ん~…ココが欲しい』
「……は?」
『風邪引いてから誰ともセックスしてないから溜まってんだけど』
蘭とか春千夜に頼めばすぐセックスは出来るんだけどアイツらは激しいから今の風邪引いた身体にはとてもじゃないが耐えきれないので比較的優しいセックスのココを誘い下半身を擦りつける
『ココぉ、エッチしたい』
「やめろやめろちんこ擦んな勃つ」
『あっ 硬くなってきた♡』
ズボンを下げて少し大きく硬くなったココのと俺のを直接くっつけて手で扱く
『んん~ッ きもちッ あッ』
「うぁ、名前ッ」
『ちんこ扱くからココ俺のケツ解して』
「っは、ローションある?」
『ん、無いから指貸して』