第3章 ー思い出ー
(ロビン)だから私は、一人じゃない。
お母さんもきっと私を見てくれている。
そう思えた…。
でも…だからこそ星を見ると、お母さんに会いたいと強く思ってしまう……。
凄く寂しい…。
でも、星を見ていたくなる。
ずっと見ていたら、いつかもう一度、お母さんに会えるんじゃないかって……。
……ごめんなさい。
沢山喋ってしまって…。
でも、寂しい…。
ニコ屋の頬を月明かりに照らされて、キラキラと輝く雫が落ちた。
もう、我慢出来なかった
ギュッ
(ロビン)……!!!!!
ロー……!!??
そんなに苦しい思いをしていたなんて、俺は知らなかった。
だからこそ、支えてやらないといけないと改めて思った…。
(ロー)俺で良かったら、夜…一緒にいてやってもいいぞ………。
(ロビン)ありがとう…ロー…。
嬉しい…。
こうして、俺はこいつを守ろうと決めた。