第18章 話して離して放して

トロはピストンの動きを速め、

「ほら……っ、一発目、出すからな……！ 意識飛ばすんじゃねえ！」

子宮の奥深くまで挿入したペニスを震わせた。

「あ……っ？ あぁ、あっ！」

の目が大きく見開く。

先端から溢れ出した大量の精液。

腹が重く感じる程の量と熱にの意識が戻った。

「うンっ！ あ……っ」

サラサラした粘度の低い白濁液が流れ込んで、胎内を充たす。

「うッ……う」

トロは顔を火照らせ、腰を捻ってはの中に精を注ぎ込んだ。

は子宮に直接注がれる感覚に動揺しつつ、膨張感に苦しい下腹部を見下ろす。

荒く息を吐きながらベッドから離れようとすると、トロは歪に笑った。

「何終わったみたいな顔してんだよ……ほら、二発目いくぞ！」

トロが思いっ切り腰を打ち付ける。

「あああッ……あぁあああ！」

一度目の射精を終えたばかりのぺニスからねばついた精液が放出される。

子宮に直に注ぎ込まれる精液が内壁にまとわりつく。

熱い白濁液で満タンになった胎内。

「や……も、もう、許……」

の口から弱々しい言葉が洩れるも、トロはマスクの下で舌なめずりをする。