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特別なあなた【僕のヒーローアカデミア 短編集】

第16章 結婚 爆豪勝己


*


「え、なんか泡が取れてない…?」

「…漂白剤?これ付けてスポンジで洗えばいいんだよね?」

「干し方は…まぁ適当でいいか…!」


*


勝己「…ん…っ…。」

「…!起きた、大丈夫?」

勝己「なんか……臭ぇ…。」

「…?何の匂いだろ。」

勝己「…漂白剤…。」

「…あ!洗い物した。洗濯物も干したよ?」

勝己「……やっぱお前、俺と結婚しろ。」

「!…ま、またカツアゲみたいな言い方」

勝己「心配だわ。」

「え…?」

勝己「米の炊き方も知らねぇし、洗濯機の使い方も、つか家事全般、やり方知らねぇの、心配だわ。俺がいねぇと野垂れ死にそうだしな。」

「!…」(い、言われてみれば……家事は全部かっちゃんに任せてた…っけ…。)
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