第16章 結婚 爆豪勝己
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「え、なんか泡が取れてない…?」
「…漂白剤?これ付けてスポンジで洗えばいいんだよね?」
「干し方は…まぁ適当でいいか…!」
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勝己「…ん…っ…。」
「…!起きた、大丈夫?」
勝己「なんか……臭ぇ…。」
「…?何の匂いだろ。」
勝己「…漂白剤…。」
「…あ!洗い物した。洗濯物も干したよ?」
勝己「……やっぱお前、俺と結婚しろ。」
「!…ま、またカツアゲみたいな言い方」
勝己「心配だわ。」
「え…?」
勝己「米の炊き方も知らねぇし、洗濯機の使い方も、つか家事全般、やり方知らねぇの、心配だわ。俺がいねぇと野垂れ死にそうだしな。」
「!…」(い、言われてみれば……家事は全部かっちゃんに任せてた…っけ…。)