第3章 有涯《ポートガス・D・エース》
カツカツと静かな監獄に足音が聞こえる。
海軍中将であるリンは、ある人の所へ行った。
「…よぉ、ネェちゃん。今日もいい顔してんな」
『…』
LEVEL6に監獄されているポートガス・D・エース。
ボロボロの姿でも、毎日リンを口説く。
『…はぁ、アンタの監視係に任命された私が可哀想』
「あのクソじじぃに言われたんだろ。
クソじじぃと俺女のタイプ一緒だもんな」
『黙れ』
何故かガープにLEVEL6に居るエースの監視係をして欲しいと頼まれた。
リンは最初は断ったが、ガープは言い出したら聞かないため仕方なしに承諾した。
「センゴクにはワシから言っとくからな。エースを頼んだ」
そして監視係3日目。
何故かリンはエースに懐かれた。