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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第11章 甘い休暇





「…悟は慣れてるから…私じゃ満足できない?私がこういうの初めてだから嫌だ…?他の女の人みたいに上手く出来ないから…?」




突然のそんな弱々しい言葉に「そんなわけねェだろ!!」と叫びたい気持ちを堪える。



その言葉を聞いた瞬間、自分の中の何かプツリという音を立てて切れた音がした。




あぁ、そうか…何故いきなりこんな事を言い出したのかと思ったら。




緩くなっていく自分の口元が抑えられずニヤニヤとしてしまう。




だってつまりはこういう事だろう。




どこでどうそうなったのかは分からないが、僕の女性経験が多いと勘違いした彼女が、居もしない僕と身体の関係があった女に嫉妬して。



挑発的な視線を向けてきたかと思えば、僕が満足できるよう自分も気持ち良くできるように頑張ろうと思ったわけだ。









ははっ



本当にコイツは




可愛いすぎるよね。




可愛いすぎて可愛いすぎて







どうしようもないほどに






君が愛しいよ。







…ヒナ







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