第8章 ー側にいたいからー
テクテクテクテク……
(ユイ)はぁ…はぁ…
ここなら、安全かなぁ…
(シュウ)自転車置場だ…
大丈夫だろう…。
でも、なんで俺について来ようと思った??
(ユイ)それは……
ガランガラン!!!
ガシャン!!!
(ユイ)今の何??
(シュウ)くそっ!!!!
(ユイ)え?
テクテクテクテク…
グッグッ!!
(シュウ)やっぱり…
ドアが開かない!!
(ユイ)っていうことは?
(シュウ)……閉じ込められた!!!
(???)フフフッ………
(シュウ)誰なんだ!!!
さっき、劇場で鉄骨を落としたのもオマエだろ!!!
出てこい!!!!
(???)フフフ……
誰でしょうか……
また誰かのように、原形を失った灰にしてあげましょうか?
(シュウ)エドガー……。
何故その事を知っている!!
(???)そうですね…でも…
気づいた時にはもう、遅いようです。
ユイ…。
貴女は何故そんな男の所に行ったのでしょうか。
私の所に来ていれば、こんな事にもならなかったのに…。
そうでしょう。
シュウ!!!!
(シュウ)おっ!!!オマエは!!!!
(ユイ)…………!!!!!!