第2章 ◇ どこかの無人島にて ◇ 夢主視点 ◇

残り数人とシャチとペンギンと対峙していたら


背筋が凍るような視線







シャチ達の顔も引き攣り出した





ゆっくり顔を向ければ…そこに居たのは



すんごい悪い笑みを浮かべたローだった





思わず顔が真っ青になった





「…あ、あれ？…寝てるんじゃ…」

ロー）「俺の秘密がなんだって？」

「…おぅ…」

ロー）「参加自由なんだろ？俺も参加だ」

「ちょっと待て！それなら私を縛ってる縄外すから！忍術も使うから！」

ロー）「使わせる訳ねぇだろうが」

「馬鹿じゃないの！ロー能力使うでしょ！」

ロー）「安心しろ。俺は能力を使わない」

「なら刀を下ろせ！その笑みも止めろ！」

ロー）「武器有りなんだろ？逃げられると思うなよ」

「いやーー！」

ｼｬﾁ）「ばっ！馬鹿！こっち来るな！」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「全員逃げろー！」

「「「「ぎゃーー！」」」」

ロー）「逃がす訳ねぇだろうが」






死ぬ気の無制限鬼ごっこが始まった



くそっ！誰だよ！呼んだの！







ｸﾛｶﾞﾈ）「ぶはっはっはっ！やっぱり楽しい事になったじゃろ？」

ｲｯｶｸ）「…こわっ」