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溺愛巫女は、喰べられたい

第3章 どっちがいい?




「ろ…………っ」



勢いよく離れた唇を、また顎を捕まえてくっつける。


「ふぐ………っ、んんっ、ふぅ、んう———ッ!!」



唇からは必死で逃げようとすんのに。
両手首を離したからおもちゃなんて自分の意思で外せんのに。
きちんとおもちゃは離さず足も閉じずに、ひたすら俺の言葉に従う従順な尊がほんとにかわいすぎて。
もうほんと。
我慢限界。



「や…………っ!?や、狼!!」


尊の腰を後ろから掴んで。
思い切り突き上げた。



「やぁああ…………っ、やめ、これ………!!」


ついでに。
手の中にあるリモコンをカチカチカチ、と動かせば。


「ひん………っ!!ぁああ!!やぁああああッ!!」

ゆみなりに、身体が反れる。


「それ、落としたらこのままユーリ呼んでそれでお仕置きな」
「っ」
「…………っ、何今、締まったんだけど尊、お仕置きのがいい?」
「ち、が…………っ、やぁああああ!!強くしなっ!!でぇ!!」


強度マックスまで上げて、リモコンを放り投げ。
下から尊の弱いところを執拗に責め立てた。


「気持ち…………っ?」


ぐ、て。
尊に身体を押しつけて肩を舐めてやると。
ビクン、て震える身体。


「自分で気持ちいいとこ、あててみな?」
「ろお…っ」


泣きながらこっちを見上げる尊の顔が、正直やばくて。
恥ずかしさと。
気持ち良さと。
不安と。
期待と。
全部入り混じった、尊の泣き顔。


「…………ユーリの気持ち、今ちょっとわかる」


これは。
虐めたい。
泣かせたい。
こんな顔、させたい。


すげぇな、あいつ。

いつもこんな顔、見てんのか。


「や…………っ、なか、硬くしな、で!!」
「…………余計硬くなるわ」


やば。
これ。
抑えらんねぇ。



「ま!?まってまって狼!!はげし………っ、やだ!!やだぁ!!こっち動くの、だめぇ!!動いちゃう…っ、狼!!おもちゃ、動いちゃうのー!!」
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