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赤井×降谷(安室)短編集

第5章 最終話 桜の奇跡


「最後に和解出来た現場を目撃出来て安心した。」
「降谷ちゃん幸せにならなきゃあの世で呪っちゃうからね。」
松田と萩原の言葉に僕は大丈夫。僕は生き続けてみせるし、幸せにもなるさ。いや、なってみせると宣言した。
「最後の最後まですまない零(ゼロ)。でももう、1人で泣く事なんかしなくて良いんだ。」
「彼にきちんと降谷の気持ちをぶつけろよ!」
ヒロと伊達の言葉にお礼と分かってる。と伝えると4人は笑顔のまま消えてしまった。
「帰ったな……。君は良い仲間を持って幸せだな。」
赤井の言葉にクスッと笑いながら

「ええ。でも、貴方がいつも隣に居て支えてくれてたから前より寂しいと感じなくなってた。ありがとうございます。」と言うと赤井は突然跪きながら
「降谷君。俺は君の事が好きなんだ。受け取ってくれないか?」とリングケースを開け僕に見せる。
いきなりで驚いたが答えは最初からYESだ。
「僕が言いたかった言葉を先に言われてしまいました。これから宜しくお願いしますね秀一さん。」
「もちろんだ。幸せになろう零君。」
もうそろそろ初夏の時期。


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