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赤井×降谷(安室)短編集

第3章 君がいれば


赤井side

君の俯く背中に冷たい雨が振り続ける。
そんなに思いつめないでくれ。と祈る思いで降谷君を見ていた。
この世に傘がたった1つしか無かったら、探して君にさす事ぐらい簡単なのに。
今の俺には何も出来ない無力だけど、君の代わりに辛い事も引き受ける。それだけの覚悟はある。
だから頼む。その辛さをどうか俺にも分けてくれないか。
必ず未来はやってくる明けない夜がないように。
だから己を信じて貫け。
月と太陽に分けるとしたら、俺は月。
降谷君がいるだけで輝けるんだ。
1人で何もかも背負わないでくれ。
俺がいつだって、どんな時だって力になってやる。
もうすぐ希望が見えるから。
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