第8章 40Per
「と言ってもまだ良く見てませんから出来あえばかりですが、失礼しますね」
あうあう
「また、来てくれ··た」
「どうしました?」
✿✿✿
コトッ
(食器の数もマチマチだね、フクマさんに許可得てみよう)
『私はしばらく猫島に参りますので』
『猫島?!』
『はい、たまたま当てたチケットが当選しましてね。仕事の方は余裕ありますからご心配なく』
(フクマさんの仕事ぶりは早いし、上手いし、完璧)
『それで霧島さんに頼みたい事がありましてね』
『?』
ガチャ
(それが先生の生活面の手助けって)
そわそわ
うろうろ
(台所に立ってる、想像だけだったのが現実に。)
凄く嬉しい
「先生」
びくっ
「ひゃい!」
「電子レンジってどこにあります?」