第7章 再会
ぐいっ
「うぐっ!」
「ロナルド··?」
「···今日の助っ人は俺が頼んだんだ!あっ!もう帰りの電車の時間だろ、送るから!先に帰るわ。またな!」
すたすた
「あの···!」
「今は静かに」
何故、連れてかれてる···?
「な、なぁ··さっきの助っ人は本当にロナルドが呼んだのか··?」
「凄い刀の扱いと蹴り技··やはり東京から来たのか··?」
「あの子は私の遠い親戚さ!久しぶりに一族での新年会時に参加してくれたのさ!」
「ドラルクの親戚!?なら納得だな!あの刀捌きに蹴り技···。一体どれだけの訓練を詰んだか··」
「まぁ、もうこの館から帰ろうじゃないか!(彩華くんが心配だ!)」