第8章 40Per
ふふっ
「驚いた所も作品になるの楽しみにしてますね」
「えっ···。」
今のは作品関係なく
俺が···
(忘れてた)
霧島さんは作品の✿✿✿だ
でも作品関係なく俺は···
「彩華··って普段からも呼んでいい、かな··?」
「?、その方が先生的に楽ならいいですよ?」
「う、うん。呼ぶね彩華」
ふわっ
「はい!」
いけない事だとは理解している。
俺は彩華を···"夢の恋人"として見ていた。
だから執筆も進む。
だけど君は···
作品の為に演じてくれてるだけ
それが辛いと気づいた。
「先生?」
はっ
「あっ!ごめんね」
「御無礼を失礼」
すっ
なでなで
「良く頑張ってるね、日出男さん」