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呪術廻戦  〜生きた証 前編 〜

第16章 罰


「七海、やっさしーー。」

「・・・子供を安心させるのは大人の仕事ですから…。」



からかい口調の五条を冷たくあしらうも、
七海の胸の内は複雑だった。


生きてるなど保証は何処にもない、まして呪術師ならば死は常に隣り合わせ。
安易に期待させても良くないのは経験上、よく分かっている筈なのに…。


彼女はまだ生きてる、と思いたかった。
少女に伝えると同時に自分にも言い聞かせた。



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