第6章 【呪術廻戦】ネタの続きでネタ4(世界融合設定6)
好感度別反応の違い「膝抱っこ編4」
ケース4:同居して半年程?(五条:もうほんとに同棲でいいんじゃない?)
五条悟 ♥♥♥♥♥
夢主 ♥♥♥♥♡
「五条さん」
「なーに?」
「もう膝抱っこはしなくていいんじゃないでしょうか」
「なんで?」
「え、あの、五条さんにもだいぶ慣れてきましたし…」
「へぇー……ほんとに?」
「ほ、んとに…」
「ふーん」
「前よりは…」
「そっかー」
五条はでも…と続けて、己の目を覆っている目隠しに指をかけた。
「そういうのは、僕の目を十秒以上見つめられるようになってから言おうか」
ほら、こっち向いて。そう言われ夢主は錆びた蝶番のようにギギギ…と五条の方へ首を回す。
さっきは膝抱っこから逃れるため慣れたと言ってはみたものの、実際だいぶどころか全く慣れてなどいない。
だがここで正直に言ってしまえば「じゃあ、やっぱりこのままね!」と五条に機嫌よく膝抱っこを続行されてしまう。
べつに夢主は五条に膝抱っこされることへ嫌悪感があったりセクハラだと思ったりしているわけではない。
むしろ恥ずかしがりながらも心の中では「ご馳走様です!」と拝んでいるくらいで。
ただ、問題はひとつだけ……五条はあまりにイケメンすぎるのだ。
顔面は国宝級。体もよければ声まで良い。とくればいかに夢主が美形好きといえども、いや美形に弱いからこそ五条は刺激が強すぎる。
なんて本音をペロッと言ってしまえば、五条はきっと喜んで今よりさらにスキンシップを取ろうとしてくるだろう。
そんなことになったら刺激が強すぎて死んでしまう。
嫌だ。美形との接触が原因で死ぬとか。恥ずかしすぎる。
だからここで引くわけにはいかないのだ。