第1章 【2度目の恋_シゲ編】
いつも先生に怒られた、ちょっと苦手なダンス。
声変わりのせいですっかりしゃがれてしまった、アイドル感ゼロの歌声。
こんなオレだけど、ずっとここまで走って来れたのは…。
今隣に居るコイツらと、支えてくれるファンと、見守ってくれる家族が居るからに他ならない。
だけど、オレは忘れてないよ?
新しい世界に飛び込んだ頃も、その世界にすっかり染まった今も。
という面影を。
と共に歩んだ5年ちょっとを。
”お隣さん”という言葉が当てはまらなくなった今でも、”幼馴染”という言葉が続いていくから。