第12章 ★ お披露目 * 夢主視点 ★ ③ ★
私は忍術を見せていた時に風が変わったのを感じた
ベポも気付いたらしく『さいくろん』とか言ってた
でっかい嵐だって!
すごいね!
する事ないなら嵐がどんなもんか気になって『外にいていい?』って聞いたら『潜水する』って言われた
「潜水ってなに?」
そう聞いたらお兄さんは変な顔して私に『着いて来い』って言って向かった先はお兄さんの部屋らしい
『どこに座ったらいい?』って聞いたら『どこでもいい』って言われたからベッドに座った
と言っても自分の楽な姿勢だったけど
それにしても話ってなんかあったかな?
『話って何?』って聞いたら
ロー)「…お前。約束守ったら雇うと言っただろうが」
「おぅ!そういえば!忘れてた!」
ロー)「…」
そう言えばそうだったね!
まじで忘れてた。
えへ
結果的に《戦闘員》として雇ってくれるらしい!
やったね!
あ、仲間の件も考えないと
ロー)「あぁ。あの戦いでいいもの見せてもらったからな」
お兄さん⋯ニヤリと笑っていたから
私もニヤリと笑い返した
あんなんで満足されたら⋯ねぇ
まぁでもこっちにも利があったのは確かだけどー
他にも出来る事を伝えとこう!
文字が読めない事を伝えたら
ロー)「…教えてやるよ」
「え?お兄さんが?やったー!」
ロー)「そのお兄さん止めろって言っただろうが」
「え?あーそうだった」
このお兄さんなんだかんだ優しい
さっきも可愛かったし
なかなか気に入ったかも