第82章 ☆ 復活・出陣 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
でんでん虫から【 ゼロ 】の数字が聞こえた時
アヤが入ってる女は
素早く動き金髪の女から何かを盗んだ
金髪の女は驚いていて
アヤは見せびらかすように飲み込んだ
【「ありがとう♡ご馳走様♡」】
アヤが入ってる女が馬鹿にするように言えば
金髪の女は震えていた
アヤが入ってる女は腰に手を当て
また馬鹿にするように言葉を続けた
【「毒の扱いに慣れてないからこうなるんだよ。教えてもらわなかったの?この毒は即効性があるものじゃない。解毒剤を出さなければ勝てたのに残念だね。あんたみたいな女が持ってない訳ないよねー」】
シャチ)「え?!これで解毒出来たんすか!」
クロガネ)「あぁ。それは大丈夫じゃ。さっきアヤが飲んだのは《解毒丸》…毒魔針の唯一無二の解毒方法じゃからな」
イッカク)「…良かった」
クロガネ屋の言葉に俺達も安心して画面から目を離していた
そしてでんでん虫から叫び声が聞こえ
慌てて画面に目を向ければ
金髪の女の背中から帯のような物が出てきて
アヤが入ってる女に襲ってきた
【「?!」】
流石にそれはこっちも予想外だった
ずっとこの女の能力は精神を入れ替えるやつだと思っていた
アヤが入ってる女は避けていたが
体から力が抜けたのかバランスを崩し膝を着いていた