第82章 ☆ 復活・出陣 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
アヤが入ってる女が走り出した
でんでん虫からカウントダウンが聞こえる
【「20…19…18…」】
シャチ)「な、何のカウントダウン?」
イッカク)「…カウントダウンの数字の度に避けてる」
【「17…16…」】
映像を見れば金髪の女の攻撃を確実に避けてる姿が映っていた
クロガネ)「…このカウントダウンはアヤの癖みたいなものじゃ」
ロー「癖?」
クロガネ)「あぁ。たまにじゃが、カカシと手合わせしてる時にブツブツ言っとった」
ペンギン)「え?意味あるんすか?」
クロガネ)「カウントダウンが終わる時…それは勝負を着かせる時じゃ」
クロガネ屋の言葉を俺達は顔を上げた
シャチ)「え?着かせる?」
【ベポ)「戻れたー!」】
横に並ぶように置かれていた
今まで反応しなかったでんでん虫が急に話始めて
全員が視線を向けた
「「「え?!」」」
【ベポ)「キャプテンキャプテン!戻れた!オレ戻れたよー!」】
急いで画面にタッチしてベポを映せば
さっきまで寝ていたベポの体が飛び跳ねていた
俺はベポのでんでん虫を取った
ロー)「ベポ。急いでアヤの所まで走れ。アヤを守れ」
【ベポ)「アイアイキャプテン!」】
ロー)「そこから…」
画面でアヤの所までの道案内をしていれば…
【「…8…7…」】
「「「「?!」」」」
いつの間にか1桁を切っていた
ロー)「急げベポ」
【ベポ)「アイアイ!」】