第80章 ☆ 報酬 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
【「…ふふっ。そう…ふふふっ」】
イッカク)「…アヤ?」
シャチ)「…笑ってる…」
俺達は画面に眼を向けた
【オフィーリア)「何を笑ってるのよ!」】
【「これぐらいのハンデでちょうどいい」】
【オフィーリア)「…あんた後30分も生きてないわよ」】
【「なめんなよ…それだけあれば充分だ」】
【オフィ-リア)「解毒薬なんてないのよ!普通の解毒薬じゃ効かないわ!」】
「「「「?!」」」」
解毒薬がない?
毒を作るなら…そんな事は…
【「ふふっ。舐めるなって言ったよね?」】
アヤが入ってる女は笑いながら口元に拭っていた
その反応が気に入らなかったのか
今度はアヤの横にいるアヤの体に入ってる女に目を向け睨みつけていた
【オフィーリア)「しこめ!いつまでそこにいるつもり!少しは役に立ちなさいよ!約立たず!」】
また『しこめ』の言葉…
結局意味を聞いていなかった事を思い出したが
横目にクロガネ屋が目を細めたのが見えた
クロガネ)「…昨日も思っとったが…醜女ってのは名前…なのか」
ロー)「…」
イッカク)「その言葉…昨日、アヤも驚いてた、よね?」
シャチ)「俺達は聞いた事ない言葉なんだけど…」
ペンギン)「クロガネさん、その言葉を知ってるんですか?」
クロガネ)「…その言葉は男が女に言っちゃならん言葉だ」
ロー)「…それは…」
どう言う意味だ?と聞こうとしたら
ため息がでんでん虫から聞こえた
画面に目を向ければアヤが入ってる女が
アヤの体に入ってる女に手を振りあげていた