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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第78章 ☆ 他人の記憶 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆







爆発音で大事な所が聞こえなかった





シャチ)「待って。凄く気になる事話してなかったか?」

イッカク)「だよね?今凄く気になる事話してたよね?」

ペンギン)「誰も聞き取れなかったのか?!」

ジャンバール)「俺は聞き取れてない…」

ロー)「…」





聞き取れなかった事が悔やまれる


と、思っていたら




クロガネ)「…なんじゃ?誰も聞き取れんかったんか?」

「「「「「?!」」」」」






クロガネ屋の言葉に思わず目を見開いて顔を向けた


それはシャチ達もだったが






イッカク)「え、え?!聞き取れたんですか?!なんて言ったの?!」

クロガネ)「おぉ…美人に詰め寄られたらそれはそれで…」

ペンギン)「それより!早く教えてください!なんて言ってたんですか?!」

シャチ)「そうっすよ!クロガネさん!」

クロガネ)「…男が近寄るでないわ…言いたく無くなる」





イッカクがクロガネ屋の肩を揺さぶる時は
嬉しそうに顔を緩ませていたのに
そこにシャチやペンギンが加われば
苦い顔をして追い払うように手をシッシッと払っていた






ロー)「早く答えろ」





なかなか答えようとしないクロガネ屋を
思わず睨んだ






クロガネ)「ふはっはっはっ!笑い事ではないが笑ってしまうのう」

ロー)「…」

クロガネ)「そう睨むでない。ワシはアヤじゃないから坊主のそんな顔怖くないぞ」






ニヤニヤするクロガネ屋が少しムカついて





ロー)「…アヤにあんたの秘密を大声で言えって言ったらアヤは喜んで言ってくれるだろうな」

クロガネ)「それは怖いからやめるんじゃ」





クロガネ屋はため息を付いて
さっきのアヤの言葉の続きを教えてくれた





クロガネ)「幻覚じゃよ。いや、催眠術と言った方がいいか」

「「「「「?!」」」」」

クロガネ)「坊主には記憶がないじゃろ?」

ロー)「あぁ」

クロガネ)「ここにいる忍は…アヤを虐めて楽しんどるんじゃろうな…あの娘さん達を使ってのう」

「「「「え?!忍がいるの?!/いるのか?!」」」」

クロガネ)「ん?」

ロー)「…はぁ…」





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