第11章 ☆ お披露目 ＊ ロー視点 ☆ ② ☆

想像以上だった





俺は女の治療を終え食堂に向かった

そこではシャチ、ベポ、ペンギン、イッカクがいた







ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「あ、キャプテン！治療終えたんですか？」

ｲｯｶｸ）「お疲れ様です！」

ｼｬﾁ）「だ、大丈夫なんですか？！」

ベポ）「死なないよね？！」

ロー）「大袈裟だ。死ぬようなもんじゃないから大丈夫だ」

「「良かったー」」



ペンギンから毒の事を聞いたのか
『女は大丈夫だ』と言えば安心した2人


俺は席に着いた



イッカクが「コーヒー持ってきます」と言って席を立った








ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「強かったですね。あの子」

ｼｬﾁ）「8000万を簡単になー！」

ベポ）「凄かったね！」

ロー）「…」








確かに戦闘員としては申し分なかったし約束も守った






雇ってやると言ったからには雇うが


その前に何者なのかハッキリさせたい









ｼｬﾁ）「どうやってあんなに強くなったんだろうな！」

ベポ）「怪我が治ったら手合わせして貰おう！」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「いいなそれ！にしても何者なんだろうな」

ｲｯｶｸ）「キャプテン。コーヒーです」

ロー）「あぁ。ありがとう」








俺はコーヒーを受け取った








ｼｬﾁ）「キャプテン。本当に仲間にしないんですか？」

ロー）「…それはあいつ次第だな」









正直、あんなに動けるなら仲間に欲しい所だが
何者なのか分からない以上仲間にしない








そんな話をしていたのに！





そう思っていたのに！！